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葬儀用語 な行

なおらい
直会
詳細
それまで神前に供えられていた神饌、お神酒をおろして、参会者全員で分かち合い、一緒に頂くことを言います。
神事に奉仕するものは、一番初めに心身を清めそれから儀式を始めます。準備が全て整ってから神聖な場に臨み、その状態は神事が無事に終了するまで続きます。神事が終了するとそのような状態から解して普段の日常生活に戻ります。このことを「直る」といい「直会(なおらい)」の語源となっています。神前に供えた食物は神様が召し上がったありがたいものという考えから通夜祭、葬場祭、仏式の法要にあたる霊祭が終了した際に神に感謝しながらお供え物をいただくのです。
なむあびだぶつ
南無阿弥陀仏
詳細
阿弥陀仏に帰依するの意。念仏ともいいます。
浄土教ではこれを六字の名号と呼び、これを唱えることによって浄土に生まれることができるとときます。しかし浄土真宗では、阿弥陀仏に救われた喜びのあまり、感謝の念を持って唱える報謝の念仏であるとときます。
なむしゃかむにぶつ
南無釈迦牟尼仏
詳細
釈迦牟尼仏に帰依するの意。釈迦牟尼仏を本尊とする宗派。たとえば天台宗の宝号に「南無大恩教主釈迦牟尼如来」、曹洞宗の本唱名に「南無釈迦牟尼仏」などが用いられています。
なむだいしへんじょうこんごう
南無大師遍照金剛
詳細
遍照金剛というのは、空海の金剛名であり、この一句は、弘法大師空海に帰依するの意。弘法大師が唐に留学して、真言密教の秘奥をきわめ、師の恵果から頂いた称号が遍照金剛の名号です。四国四十八箇所霊場を巡るお遍路はこの名号を唱えます。
なむみょうほうれんげきょう
南無妙法蓮華経
詳細
日蓮宗、法華宗など、「法華経」を聖典とする宗派が唱えるお題目。「南無妙法蓮華経」という意味は、「妙法を蓮華によって例えた経に心の底から帰依する」という意味です。日蓮聖人は、妙法蓮華経のお題目を唱えるとき、心に三千の数に表される真実の世界と、「法華経」の無量の功徳があまねく備わるといっています。

にいぼん
新盆
詳細
亡くなってからはじめてのお盆を「新盆(にいぼん)」「初盆(はつぼん)」といいます。もし、忌明け前にお盆を迎えたなら翌年のお盆が初盆にするのが一般的になります。
普段のお盆よりも手厚くおこなう慣わしで、親戚や友人知人を招いて僧侶に読経していただき全員に食事をしていただきます。
初盆は故人の霊にとってもはじめて家に戻ってくるので、初盆には故人が迷わず家に戻れるように白張り提灯をつるて目印にします。これは、初盆のときにだけ使用する提灯なので送り火とともに燃やすかお寺に納めます。古くから初盆を迎えた家には「盆ちょうちん」を送る風習がありますが、最近では提灯の置き場所に困ることもあるのでよく相談しながら希望する別の品を送っても問題はありません。
盆提灯
にちれんしゅう
日蓮宗
詳細
日蓮を宗祖とし、曼荼羅(まんだら)を本尊とする宗派です。
日蓮は、厳しい修行を続けながらあらゆる書物を読み、「教え」を捜し求めました。修行の日々の中、お釈迦様の教えで「法華経(ほけきょう)」が唯一の救いになる経典であると確信しました。そして法華経の内容を実践することを説く日蓮宗を開いたのです。
日蓮宗では「南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)」と唱えますが「南無」は心から信じます。
帰依します。という意味で「妙法蓮華教」というのは「法華経」のことです。「南無妙法蓮華経」の七文字は、訳された「題目」であるから「お題目」ともいわれています。お題目を唱えることは、日蓮宗ではとても大切なことで特に重要な修行になります。
にちれんしょうしゅう
日蓮正宗
詳細
日蓮正宗とは、富士門流ともいわれ、日蓮宗の一派。日蓮宗の僧侶、日興が開祖。静岡県富士宮市の大石寺を本山とし、板本尊を本尊とします。

ねはん
涅槃
詳細
すべての煩悩の火が焼き尽くされた、不生不滅の境地。悩みや苦しみを離れた悟りの境地。釈尊の入滅を涅槃といい、やがて悟りの意味に転用されました。
ねんがけつれい
年賀欠礼
詳細
喪中に正月を迎える場合は初詣はもちろんのこと、初飾りや年始のあいさつ回りも行いません。 年賀状も出しません。「喪に服しているので年賀状は欠礼いたします」というお知らせをすることを「年賀状欠礼」といいます。この年賀状欠礼のお知らせをするはがきが「喪中はがき」と呼ばれています。
喪中はがきは、年賀状の受付を開始する前、できれば相手が年賀状の準備をする前までに出すようにします。12月に入ってからお亡くなりになられた場合、松の内が明けてから寒中見舞いを出すようにします。
ねんきほうよう
年忌法要
詳細
亡くなってから一周忌以降、毎年迎える祥月命日を「年忌」といいます。年忌の中で定められた年におこなわれる法要を『年忌法要』といいます。
ねんぶつ
念仏
詳細
「南無阿弥陀仏」と唱えること。念仏には日常となえる尋常行儀、特定のときに唱える別時行儀、そして死に臨んで浄土に迎えられるようとして唱える臨終念仏があります。

のうかん
納棺
詳細
遺骨を棺に納めること。棺に納める前に湯灌の儀といい、ご遺体を清める儀式を行うことも含めて言うこともある。納棺の専門業者があります。
のうこつ
納骨
詳細
お墓の納骨堂に遺骨を納めることで、このときおこなわれる儀式が「納骨式(のうこつしき)」になります。 すでにお墓がある場合は、四十九日の忌明けに合わせて納骨を行うことが多いです。新たにお墓を買い求める場合は、お盆やお彼岸、一周忌の法要に納骨をします。納骨の当日に準備するものはご遺骨、埋葬許可証、墓地利用証(必要ない場合もあります)印鑑、数珠、花、果物などのお供え物、線香、ローソク、お布施、石材店への謝礼となります。
石材店に墓石を動かしてもらい遺骨を納め、僧侶のお経から始まります。
1人ずつ焼香をし、卒塔婆を立てて終了します。
のべのおくり
野辺の送り
詳細
死者を火葬場や埋葬場まで、つき従って送ること。またその行列。現代では、火葬場まで関係者がハイヤーに分乗して、霊柩車に従っていく場合がほとんどです。
のりと
祝詞
詳細
神をまつり神に祈るときに唱える。古体の独特の文体を持った言葉。
神葬祭では祝詞とは言わず、祭詞、しのびごとなどといいます。
その内容は、故人の生い立ちからの略歴を述べ、その徳をたたえ、穏やかに祖先の神様のもとに帰られ、その家をお守りくださいと述べています。
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行

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