何かを身につけるということは、
その数だけ自由を手に入れるということだ。

かつて師から教わった言葉です

私達の事業領域であるお葬式関連の業界は、
COVID-19以降、3密を避けた参列者や会食の場面が自粛減少したために
2021年2月現在では、会食産業ほどではないにしてもダメージを受けています。

ただそれもいずれは回復方向に向かう訳ですが、
市場規模の変化するときに必要なのが私たちのような事業であることは、
これまで幾度かの景気の大波の中で得た確信です。

それにしても、ただ楽観視をしているわけにはいきません。
完全に市場が元通りに戻るという保証はありませんし、
COVID-19以前からお葬式の規模は年々小さくなっていますので、
そこに携わる私たちの仕事の内容としては、これまで以上に
マルチスキルが求められるられることでしょう。

平たくいうと、一つだけじゃなくて、アレコレできる人材が重宝されるということです。

なんて話を聞いて心配に感じる方もいると思います。

でも、それはどの業界にも言えること。
むしろ、派遣という仕事の性質上、いろんな会社でいろんな経験をし、
いろんな技術が身につけられるという意味では、
専業の社員さんからキャリアがスタートした派遣先の人たちと較べても、
チャンスがあるとは考えられませんか？

変化の多いアフターコロナ時代では、
社歴より、「何ができるか」が今まで以上に重要視されることが予想されます。

これまで以上に「楽をして稼げる」仕事は減っていくことでしょうが、
この業界の仕事を続ける方にも、
将来的に他のキャリアを目指している方にとっても、

仕事を通して身につけた一つひとつが糧となり、
各方面で「選ばれる人材」として活躍してくれることを願っています。